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11-326 呑み助ガーデン ―魚河岸―
<11月19日・夜>

根津の将軍さまこと、メゾン デュ シャテーニュ の栗原シェフ主催、
呑み助による呑み助のためのチャリティーディナー 「呑み助ガーデン」。
第5回目になりました今回のお題は ”魚河岸”・・・
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こちらは二皿目の盛り合わせ。

能登のヤリイカの網焼き・・・
刺身もいいですがホタテとイカはサッと炙るに限りますねー。エビやカニにも似た香りがフワッと出てきます。スダチを搾ってムスカデ(2009年 ドメーヌ デ オー ペミオン作)と。レモンを搾ってベルジュリードロルチュの白(2010年 ドメーヌ ド ロルチュ作)と。塩を少々加えるとムスカデが活きます。普段はオリーヴオイルでロルチュに合わせますが、江戸前色の今日は醤油を数滴としました。焦げた香りが更に芳ばしくなります。

生本マグロの漬け・・・
美味しい美味しいフルーツをシャーベットなんぞにする理由は、生より美味しくなるから (まー そうでないものが多いですが)。漬けもそうだったんですねー。漬けタレはマグロの味を〆るためのもの。なので生よりもマグロ味が濃縮するのですね。なので非常識な量のワサビを乗せてもフルーティーに中和してしまいます。なのでモンクール(2009年 J.L.シャヴセレクション作 コート デュ ローヌ)のようなかなりしっかりした赤ワインでも美味しくなってしまうのですね。ワサビを控えてボージョレヌーヴォー(2011年 フランク ジュイアール作)でも楽しめます。

煮蛤・・・
時間をかけて煮含ませられ 生のように柔らかく仕上がった桑名(三重)の蛤。シェフは初めて作ったそうですが、こんな煮蛤はいただいたことありません。これまた上品なお味ですが濃厚です。濃厚ですが熱々のご飯が欲しくなるような濃さとは違います。どのワインでも楽しめるアテ、失礼、逸品ですが モンクールとの相性が好み。ハマグリロッソ!

さんが焼き&なめろう・・・
能登の極上鯵に混ぜられた小柱と舌切(青柳の足)の舌触りがとってもリッチ。魚ハンバーグのようなさんが焼きしか知らない方は是非一度お召し上がりください! とは言いましても普段はメニューにありませんでした。でも、冷製ハンバーグのようなテリーヌしか知らない方は、ここに本物のテリーヌが常時(たぶん)ありますので是非。ワインはロルチュも悪くありませんが味噌ゆえ赤でしょうか。ヌーヴォーが美味しかったです。生(なめろう)は特にヌーヴォーです。なめろうは完全に和食ですが ガーリックトーストに塗って供してはどうでしょう? って言うか、そう、またいただきたいだけです。

一番手前は中トロ。テレビで見る銀座のお寿司やさんだとこの二貫でおいくらでしょう。でも、漬けの後だと然程の魅力は感じません。贅沢は怖いですねー。


メインディッシュは豊後水道のクエ鍋、シャトーラヤスなる銘酒へと会はまだまだ続くのですが、ちょっとお疲れ気味の輩の体力と記憶がはっきりしているのはこの辺りまで・・・
気がつけば翌朝、いつものようにぽん吉と不忍池の人となっておりました。



by.ponkichiパパ
# by a-ponkichi | 2011-11-22 06:32 |
11-325 鶏なべ
<11月18日・夜>
2006 BOURGOGNE ROUGE / Domaine FONTAINE-GAGNARD
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お腹の調子が悪いのでお茶漬けでいいって言ってた夫・・・お風呂に入ったらスッキリして
飲みたくなったと。煮込みうどん改め、鶏なべに。っていうより野菜鍋ですね。

鶏もも肉は皮目だけ焼いてお鍋にいれます。そうすると臭みが消えコクがでます。
鶏と白菜が煮えたら火を消し、菊菜とねぎをド~ンとのせます。
お醤油ベースなので薬味は黒胡椒のみ。
「飲むの早いよ~」と夫。だって美味しいワインはチビチビとは無理、しょうがないです。
06’ これが最後だって・・・残念。。。

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〆のおうどんにも黒胡椒たっぷり。
寒い日はやっぱり「家鍋、家呑み」が最高!早くこたつ買わなきゃね!

by.ponkichiママ
# by a-ponkichi | 2011-11-19 11:26 |
11-324 美・野菜
<11月17日・夜>
2010 TERRASSESE DE GUILHEM ROUGE / MOULIN DE GASSAC
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今夜は新鮮野菜で韓国料理です。
赤茎ほうれん草は茹でてナムルに。ごま油とお塩とお醤油、おろしにんにく、すり胡麻で合える簡単で美味しい和え物です。これ、ワインがすすみます。
韓国は世界で一番多く野菜を食べる国だそう。で、女子も男子も美肌。この倍くらいのナムルがあってもいいくらいでした。

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こちらは、ねぎと烏賊のチジミ
たれにコチュジャン+お酢を用意していましたがワインとはイマイチ・・・
たっぷり黒胡椒+お醤油がベスト。my黒胡椒、必要です。

それにしても、頂いた野菜おいしい・・・ねぎなんて柔らかでサクサク切れて気持ちいいです。
家庭菜園から食べたい野菜を引っこ抜いて料理できる環境って羨ましいなぁ~。

by.ponkichiママ
# by a-ponkichi | 2011-11-19 10:09 |
11-323 仮面葡萄会
シャイな言い訳 仮面で隠して・・・♪

先日 携帯電話のカメラで撮った写真。
ちょうど良くボケてます。
トラックには、
「会社名」、
「REEFER CONTAINER CAR」、
そして温度計の絵の下には
「○○株式会社はワインを最適な温度で輸送しています」 と書いてありますが、
積荷は大手製菓メーカーのお菓子が数箱・・・
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この程度の言動の違いは日常的なのだと思いますが、もう少し公なテレビCMでこの宣伝文句を目にしたら JARO(日本広告審査機構) の対象くらいにはなるのでしょうか?
ワインに最適な温度とはとても思えないスーパーやコンビニによく並んでいるワインです。
産地偽装や消費期限の改ざんとあまり変わらないのでは?

以前、ユーミンが歌う「中央フリーウェイ」に登場するビール工場でビールを飲んだことがありますが、同じ缶ビールでも その味は市販品とは違ってとても美味しかったです。「中身も市販品と同じですか?」 と造っている方に質問 してみると 当然ながら 「同じです」 というお答え。

また別のビール会社では、長時間高温にさらされて味のバランスがくずれることを防ぐために「○○○クオリティシート」なるものを導入して配送していますが、品質管理を大きく謳ったこのシートを半分だけ被せて走っている炎天下のトラックは滑稽過ぎます。

理想と現実、本音と建前 は誰にもありますが、
日本を代表するような最大手さんがこれではちょっと悲しいな~ と思うのです。

by.ponkichiパパ
# by a-ponkichi | 2011-11-19 07:34 | ワイン(下記タグ参照)
11-322 温度による味わいの違い―7日目―
<11月17日・夜>

6日目の昨日はさぼってしまい、
さて、一週間です・・・
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どちらも白ブドウを連想するフレッシュな香りは薄れてきました。アルコールが辛く感じ、余韻に力がなくなってきています。AとB、どちらがどちらに近づいたのか判りませんが、ブラインドでは微妙です、レストランで、もしこの状態のワインが出てきたらちょっと寂しいでしょうか。グラスに氷を入れてオンザロックにすれば まだ楽しめるレベルです。今回はしませんが・・・

by.ponkichiパパ
# by a-ponkichi | 2011-11-18 19:53 | ワイン(下記タグ参照)