今日のお仕事 <2014. 8.11>
素晴らしい2012年ヴィンテージ!
とは言っても僕にとっては毎年が素晴らしいヴィンテージであります…

b0179093_12223860.jpg冷夏だったり、酷暑だったり、病気が蔓延した年等々あるわけですが、自社(株式会社フィネス)で輸入したワインでビン詰から5年経っても「このヴィンテージは美味しくないなー」などとはただの一度も思ったことはありません。ブドウの木も生産者も過酷なストレスを受けたであろう年でも最終的には「美味しいなー」となります。好みの生産者はありますが 嫌いなヴィンテージはありません。感謝です。

メオさんは2012年に2002年と2010年に通じるニュアンスを感じられていますが 生産者によっては2009年を比較に挙げる方もいらっしゃいます。このニュアンスは造る人(または飲む人)によって様々ですので誤解無きよう。ヴィンテージキャラクターも然り。日照量と降雨量は同じでも 勤勉な造り手と怠慢な造り手ではワインの仕上がりは相当に様々です。以下 Jean-Nicolas Méoさんの2012ヴィンテージの総評です...

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2012年は春から夏の中旬まで雨が多い日が続き、葡萄畑にとって非常に厳しい天候でどうなるかと気を揉んでいたが、収穫前の9月が非常に穏やかな天候だったので何とかいい状態の葡萄を収穫することが出来た。葡萄の粒は小さく凝縮し、バランスも完璧で2010年を彷彿させるような状態で熟成も順調に進み、カーヴの雰囲気はとても穏やかだった。世界中のプレスがブルゴーニュに訪れる、翌年11月の栄光の3日間の頃にはワインはとても飲みやすい状態になった。

2012年のキャラクターは醸造当初はチャーミングで飲みやすさが特徴的だったが、現在は肉厚さと凝縮感も兼ね添えてきた・・・が、ずば抜けたヴィンテージと比べるとその違いは歴然で、例えば2005年、2009年などは醸造当初からテロワールの複雑さが圧倒的に表現されていて感動すら覚えるほどの風格を醸し出していた。2012年の特徴はポテンシャルと繊細さであり、他のヴィンテージと比較すると2010年に近いニュアンスがあるが、そこまで厳格な固さはなく、むしろ2002年をもっと空気のように軽やかにした感じだろうか。熟成向きだとは思うが正確に予測することは難しい。今からでも十分美味しく飲める。もちろん、まだ熟成の兆しはまだ見られないが…。
by a-ponkichi | 2014-08-11 22:58 | ワイン(下記タグ参照)
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