ワインの真話 第28話 <ブショネの白黒> 13-331
先のシェウラノさんでのボーヌ 1級畑, マルコネ(1999年 シャトードラヴェル作)・・・素晴らしいヴィンテージの素晴らしいワインですが、香りを嗅ぐなり5人の同席者はシーン・・・居た堪れないので、「微妙な香りはブショネじゃないと思いますよ」と換気を試みる・・・

ブショネかブショネじゃないか・・・人によって異なってしまうこの判断の下でどれだけ多くのワイン達が葬られ続けているだろう。ワインスクールの1年生でも「ブショネだ」と言えば鼻高々と返品ないし返金を受けられてしまう不思議な世界・・・そんな言った者勝ちでいいのか? ワイン農家の人達を想うとこればかりは「嗜好品だから・・・」では済ませられない。「ワインの真話」も28話になりながらこの白黒のつけ方を書いていなかったのでここでご紹介・・・

ブショネはコルクの不調がワインに感染する病気なので ワインにブショネを疑う香味を感じる場合、病原のコルクはそれ以上に不快な匂いを発しています。コルクを半分に割って匂いを嗅げば一目瞭然。

次に ワインだけで判断する場合は・・・10ccほどをよくスワリンしてから試飲(この段階では「白だ」と言う人と「黒だ」と言う人がいるので論争になる)・・・空にしたグラスを10~20分ほど放置した後の匂いを診ると白か黒かは全員一致ではっきりします。ブショネは時間とともに悪化する病気。「昨日開けた時は確かにブショネだった・・・」は誤診の証。そのワインは美味しくなるのに時間がかかると言うこと。

とは言え、疑念は抱かないに越したことはありません。なのでホストの試飲は責任重大・・・ソムリエさんのお仕事は更に重責なのです。

今回の会食で1人だけ「ブショネじゃないでしょ!」と発言。
この人にとっては白黒つけるのに10分も要らないのです。


ブショネに間違えられるワインが減ることを祈って・・・
by.ponkichiパパ
by a-ponkichi | 2013-11-03 09:03 | ワイン(下記タグ参照) | Comments(0)
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