ワインの真話 第26話 <鳴くまで待とうホトトギス> 13-027
<1月26日・夜>
2007 BOURGOGNE ROUGE / すBRUNOT DESAUNAY BISSEY

2007 ブリュノデゾネビセイさんの某ワインがどうも怪しい と聞いてブルゴーニュルージュを開けてみました・・・・
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コルクは甘い香りで異常はなさそう・・・
グラスに注いで・・・
色もクリアで 紫もはつらつ。
香りは やや閉じてどんより。
口に含むと酸味が強く 渋苦く、魅惑的な果実味は見当たらず、たしかに どう贔屓目に見ても美味しいとは言えません。苦く痩せているのでブッショネ?と言わる人もおられましょう・・・。
ところが2時間ほど経つと・・・果実味が出てきます。そうすると酸味や渋味苦味も柔らかく感じてふっくらしてきます。最初の痩せた印象はなくなります・・・わが家では2時間も待てないので20分ほどでこれに近い味わいにしてしまいますが・・・。じっと待てば誰が開けても微笑んでくれます。くれぐれもデキャンタに移されませぬよう・・・痩せたままとなります。07年はとても酸度が高いヴィンテージ。濃縮度を追及し 採算度返しで選別するよほどの生産者のワインでなければこのニュアンスはあります。わが家で愛飲するシャトードラヴェルの赤などその07らしさはプンプン。ですがじっと待てば微笑んでくれます。その時のスッピンの素朴さがクラシックなブルゴーニュ!と言えましょう。では、何時間待っても微笑んでくれないワインとの違いは・・・余韻です。果実味がないと美味しくは感じないので難儀すが、ひと口目の試飲で 果実味以外の要素がしっとりと長く余韻に続けば 鳴くまで待とうホトトギス(ただ食事がスタート出来ないのでクレマンでも開けましょう)。待てど暮らせど微笑んでくれないものには余韻がありません。因に、甘く開いて思えても余韻がミュ-トされるものは二日酔いとなります。

さて、今宵のお料理は鶏胸肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ニンニクのルクルーゼ煮。味付けは取り皿の上で塩、コショウ、バター、マスタード、クリームチーズ等々。ニンニクを潰して混ぜると更に良し。ワインとも良く合います。ぽん吉もオコタでいっしょにパクパク(タマネギ以外)。


by. ponkichiパパ
by a-ponkichi | 2013-01-28 08:14 | ワイン(下記タグ参照)
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