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12-134 思い出のシャトードポマール
<6月5日・昼>

先月6日、フランスの精神分析学者 ジャン・ラプランシュ(Jean Laplanche)博士が死去されました(87歳)。文学および人文科学の博士で、医師でもあり、精神病院内勤医、フランス精神分析学協会会長、パリ第7大学(ソルボンヌ)の正教授等々を歴任され、日本でもその筋では大変に知られた博士だそうです。そちらの筋は全く分かりませんが、博士はシャトードポマール(ブルゴーニュ地方)の元城主でもあり、こちらの筋でも大変に有名な方です。
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このワインを永きに渡って輸入されてきた株式会社シュヴァリエ(太田悦信社長)さん主催による「ラプランシュ博士を偲ぶ会」に出席させていただきました。「牛肉のブルゴーニュ風赤ワイン煮」と共に 1993年 95年 96年産のシャトードポマールが供されました。どれも思い出深く 素晴しいヴィンテージです。

18年も前のことですが太田社長がシャトードポマールを訪問される際に同行させていただき、あろうことかシャトーで夕食までご一緒させていただくことになってしまったのですが、更に!お疲れだった太田社長は小僧を食卓に残したままご自分の部屋(シャトー内の一室!!)へご就寝に・・・(・_・;)
博士ご夫妻とカタコトにもならない会話?の後、なんと博士運転の車で宿泊していた隣町のホテルまて送っていただくという・・・分不相応も甚だしい夢物語な経験を思い出します。

残念ながら博士は亡くなられてしまいましたが、博士が造られたワインはこの先何年も生き続けます。味わいが色褪せない限り 一小僧のあり得ない夢物語も色褪せることはないでしょう(ついでにと言いますか、妻と出会ったのもこの年)。思い出とヴィンテージがリンクするワインの素晴らしさをお話し下さったのは博士の奥様でもありました。

やや飲み足りなかったので帰宅してからもう1本。
博士の晩年、シャトーの畑を手伝われいたダルヴィオさん(シャトー ド ラ ヴェル)のクレマン。
去年亡くなられたダルヴィオ夫人を偲んで・・・


by.ponkichiパパ
by a-ponkichi | 2012-06-07 22:28 | ワイン(下記タグ参照)
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