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11‐036 僕はどこへ・・・
もうすぐ最終電車の時間、
六本木のとあるペットショップはお客さんで賑わっていました。
看板には「ペットの激安店ディスカウントショップ」と謳われています。
言いかえれば「小さな命の安売り屋」といったところでしょうか。
果果(こうこう)としたショーケースでは
未だ5週齢目の子犬たちがわけもわからず騒いでいます。
本来ならお母さんの胸の中で熟睡している時間も時間、歳も歳・・・
このお店の閉店時間は午前3時です。

ワンコたちは生まれてから12週齢の短い間に
お母さんから免疫力のある乳を飲んだり
兄弟たちとじゃれ合いながらルールを学び、
健全な精神と社会化を身に付けます。

ショーケースの中のこの子たちが健全に成長する方が奇跡です。
加えて、この子たちが引き取られるであろう買い主のパパと飼い主のおねえちゃんが
健全な育成環境をつくれるとも思えません。

幼い方が可愛くて売れることを理由に
未成熟な動物を
未成熟な人間に売買することが許されているのが日本です。
そしてその動物たちを自由に捨てる(殺す)ことが許されているのが日本です。

イギリス、ドイツ、欧米諸国で禁じている生後8週齢以下のワンコ(&ニャンコ)の販売はもちろん、動物たちが心身ともに健康維持できるショップのあり方&罰則規定を法律化しないかぎり
私たち人間が犯し続けている罪無き動物の虐殺行為は無くなりません。
どんなにドッグシェルター (愛護団体)が頑張っても助けられないぽん吉が十万といるのです。

根源となる動物愛護法が今年 5年ぶりに見直されます。
その法改正を呼びかけるデモ行進 が2月26日(土)に行われます。

ほんの少しでも関心をもってもらえたら嬉しいです。
署名 はもっと嬉しいです。
いちばん喜ぶのはぽん吉です。

by.ponkichiパパ
by a-ponkichi | 2011-02-06 19:44 | ワンコ
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