ワインの真話 第18話 <ヴィンテージの魅力> 10-021
第18話 <ヴィンテージの魅力>

「当たり年」とは…
霜や雹、病気などの害を受けることなく天候に恵まれた年。言い替えると「畑に手間が掛からなかった年」です。特にバランスが整い凝縮感に富んだ長命なワインが多く産まれます。通信簿をつけるとオール5に近い優等生です。
「はずれ年」は…
ワインは短命になりがち。病害や天候不順によって「畑の手入れに多くの時間と労力が必要な年」のことですが、手間を掛けるか掛けないかは生産者次第。ここがワインのミソです。

フランスではブドウ畑に水を蒔くことも傘を作ることも許されません。だからこそ「ヴィンテージ」に意味と価値があり、他のお酒にはないワインならではの魅力でもあるのです。ヴィンテージがワインの個性を決定付けることは確かですが、はずれ年でも手間を惜しまない実直な生産者のワインは、天の恵みと銘柄にあぐらをかいた生産者のものより遥かに魅力的です。

ぽん吉パパにとりましてはヴィンテージに「当たり」も「はずれ」もありません。お気に入りの生産者であれば何年モノでもその唯一無二のお味を有り難くいただいちゃいます。なので、オール5のヴィンテージや評論家の高得点ワインばかりに拘っている愛飲家を見ると気の毒に思えてしまいます。ヴィンテージの魅力は同じ個性が二つとないこと。ヴィンテージチャートや評点から離れて自分の味覚だけで飲んでみると色んな発見があるもです。 by.ponkichiパパ
by a-ponkichi | 2010-01-13 19:29 | ワイン(下記タグ参照) | Comments(0)
<< 10-022 Flowers 10-020 今日はチョコレート >>