ワインの真話 第2話 <ワイングラス(其の一)> 09No90
第2話 <ワイングラス(其の一)>

b0179093_15294895.jpgワイングラスの商品名にブドウ品種や産地の名前が付けられたものがあります。いかにもプロっぽい感じですが、
んーどうなんでしょうか…
えばピノノワール用と思われる商品名の超大型ブランデーグラスのようなものがありますが、このブドウ品種を使ったフランス産ワインを注いでも一部の高級酒以外は感心できる味わいになりません。シャルドネ用とされているものも、おおよそ定価6000円以下のそれを注いだ場合、樽の香りやアルコールが強調されリッチ感は出ますが、酸味が大人しく繊細さに欠ける味わいとなります。



画質テレビを至近距離で見ると迫力が出ますが、テレビによっては粗い画質が目立ってしまい遠く離れた方が綺麗に見えることは周知の通り。グラスもこれに似ています。大形のグラスはよほどのワインでなければズームアップに耐えられず、果実味が痩せ、立体感が薄い印象になってしまいます。お店でワインが供されるのを見ていると殆んどの場合ワインの実力に対してグラスが大き過ぎています。名前や風潮を鵜呑みにせず、ワインが持っている実力をバランス良く発揮出来るグラスを選ぶと意外と小さいことに驚きます。
題はバランスが判るかどうかです。テレビには画質調整の機能がありますが、西瓜を知らない人が画面に映った西瓜を見ながら赤や緑のレベルをいじっても綺麗な(好みの)西瓜にしかならないと言うことです。
も音も味も誇張されたもは一見目立ちますが飽も早くやってきます。
長く楽しむには本来のバランスが大切なのです。ワイングラスの場合
名は体を表していないことが多く、「大は小を兼ねる」こともありません。 by.ponkichiパパ
by a-ponkichi | 2009-06-14 15:25 | ワイン(下記タグ参照) | Comments(0)
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